慢性化する前の腰痛予防と対策が肝心

立ち仕事と座り作業で腰痛にならないためのポイントを紹介!

腰を痛めないためには、正しい姿勢を維持することが重要です。たとえば、接客業などの立ち作業が多い人は、同じ体勢で長時間立っていると、重たい上半身を腰回りの筋肉や靭帯のみで支えることになります。腰へのダメージが大きいため、立っているときは顎を少し引いてお腹に力を入れ、肩の力を抜いて背筋を伸ばすようにしましょう。こうすることで腰へのダメージを軽減できます。

一方、座り作業が多い事務職の場合は、自分に合った机やイス選びが重要となります。机やイスは高さは高すぎても低すぎてもだめです。作業する際は前かがみにならないように、顎を引いて背筋を伸ばすようにしましょう。足を組まずに足の裏全体が床につくように座りましょう。また1〜2時間に1回は立ち上がり休憩して、ストレッチを行うことをおすすめします。血流がよくなり筋肉が緩和されます。
とはいえ、仕事の合間にストレッチをしたり、仕事中に姿勢を気にしながら作業するのが難しい場合もあるでしょう。そのときは、姿勢を矯正してくれるグッズの購入を検討してみましょう。
近年は姿勢矯正用のグッズが多く販売されており、なかでも姿勢サポートチェアやクッション型座布団が人気です。姿勢をサポートするために独特の形をしており、座るだけで自然と背筋が伸びる優れものです。正しい座り方で長時間いられるため、腰への負担のために姿勢よくいたいけれど作業に集中したいという人におすすめです。知らず知らずのうちに姿勢がよくなり、腰痛の改善が期待できます。